ニャンガスの下僕の部屋

3匹の若猫(ニャンガス、チャッピー、クロミ)の下僕による駄文書き散らかし。

ユニコ

人には「視覚からの情報」が定着しやすいタイプと、「聴覚からの情報」が定着しやすいタイプとがいると読んだことがある。下僕は完全に前者だ。さらにいうと、視覚の中でも文字が最も記憶しやすく、次に色や物、最後に来るのが人だ(診断は受けていないが、発達障害の傾向があると自認している)

時折、 昔の記憶がふっと甦ることがある。本当に脈絡もなく、唐突に甦る(そういえば白昼夢傾向があるとも内田クレペリン検査で言われたことがある。むしろ普通の人はどのくらいの頻度で昔のことを思い出すの?)。思い出すのは大抵恥ずかしいエピソードばかりで悶絶したくなるのだが、そんなとき恥ずかしさを紛らわすために「ニャンガスちゃん!」と声に出してしまう癖がなぜかついてしまい、以来、ほぼ毎日無駄にニャンガスの名を唱える妙な下僕になってしまった。

でもまあ、恥ずかしいエピソードであれば強く印象に残っているのもまだ理解できる。下僕が我ながら不思議なのは、たまに、自分でもなぜ覚えているのかよくわからないようなささいなことが思い出されることだ。

今日もまた、ユニコの靴のことを思い出した。下僕が小学1年生のときに履いていた赤いビニール靴。柄は違うけど、ビニール靴っていうのはこういうやつね。

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一応手塚先生つながりということで。

若い人はそもそもユニコも知らないでしょう。手塚治虫先生のキャラで、小さなユニコーンなの。そのユニコが描かれた赤いビニール靴を、下僕は一時期履いていたのだ。

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ユニコ

だけど、それがとりわけ好きだったわけでもなければ、何か印象的な思い出があったわけでもないの。別にほかの靴と特に変わらず、日常という砂に埋没していておかしくない、そんな靴。

なのに40年経った今もひょっこり思い出す。ああ、ユニコの靴を履いていたなあって。どうしてだろうか、本当に不思議なんだ。